サイクルロードレースとは

/ WHAT IS A BICYCLE RACE /

一言で表現すると、「自転車版のマラソン」

一般的に自転車競技というと「競輪」を連想するかもしれませんが、サイクルロードレースは一般公道などで100kmを越えるような長距離を走り、先頭でゴールラインを駆け抜けたものが勝者となる競技です。

サイクルロードレースは個人競技でありチーム戦

ルールについては、100名を超える選手たちが一斉にスタートして誰がいちはやくゴールにたどり着くかを競うシンプルな個人競技です。ただ、実際には各チームが自チームの中で一番力のある選手が勝利することを目的としたチーム戦になっています。

なぜ、チーム戦になるのかと言うとサイクルロードレースにおいては、「空気抵抗」が大きな負担となって選手を苦しめます。そのため、エース以外の選手たちが、隊列を組んでエースの前を走って空気抵抗を減らしながら進み、ゴール直前までいかにエースに力を温存させるかが勝利のカギになっています。

そして、力を温存してきたエースがゴール前で全力を出してチームの勝利を狙うのです。いつエースが仕掛けて前を走り出すかなど、他チームとの駆け引きがサイクルロードレースの見どころとなっています。ルール上では個人競技、しかし実態はチーム戦というのがこの競技の大きな特徴といえます。

サイクルロードレースにおける成績の価値基準は「自分のチームから優勝者を出すこと、もしくはそこに近い順位を獲得すること」であり、1チーム6名で参加し、チームから優勝者が出れば他の5人がその勝者をサポートする過程でリタイヤしても、そのチームの評価は最高ランクのものとなります。
逆に、6名全員がレースを完走しても、チームの最高成績の選手が下位であれば、そのチームの評価は低いものとなってしまいます。

サイクルロードレースの種類

自転車ロードレースには上記のようなレースに加え、公園の通路や市街地の公道を交通規制し、1周1~3キロメートルのコースを周回して順位を競う「クリテリウム」や、定められたコースのゴールタイムの早さを競う「個人タイムトライアル」、「チームタイムトライアル」などがあります。

UCI公認レースのカテゴリーは
大きく分けて4つ

UCI公認レースとは

UCI(国際自転車連合)とは、自転車競技の国際競技連盟のことです。UCI公認レースになることで、集客力のある 「有力チーム(選手)」 の出場を確保しやすくなりレースの魅力が高まります。
UCI公認レースグレードは大きく分けて4つあり、上に行くほどよりハイレベルなチーム(選手)の招聘が可能となります。また、UCI公認レースに出場した選手は、順位に応じて付与されるUCIポイントを得ることで世界選手権やオリンピックなどの出場枠獲得にも繋がります。
ツール・ド・九州では、UCIに登録された国内海外の有力チームのみが参加可能な、UCIコンチネンタルサーキットアジアツアーのクラス1として、開催します。

※自転車ロードレースには、1日(1レース)で完結する「ワンデーレース」と、 2日(複数ステージ)以上に渡って開催される「ステージレース」があります。

2024年、日本で行われる
国際レースは6つ

2023年、日本で行われる国際レースは8つ
2023年、日本で行われる国際レースは8つ
クラス名称の表記
ツアー・オブ・ジャパン ツール・ド・熊野 ツール・ド・北海道 おおいたアーバンクラシック ジャパンカップサイクルロードレース ツール・ド・おきなわ 古座川市国際ロードレース

チームにもカテゴリーがあり、出場できるレースのグレードが決まっています。

UCIワールドチーム

世界のトッププロが集まる最上位のカテゴリーです。
ワールドツアー全レースに出場義務があります。プロシリーズ、コンチネンタルサーキットクラス1のレースにも出場可能。クラス2には出場できません。

UCIプロチーム

プロシリーズ以下に出場可能。(ワールドツアーへは招待で出場可能)

UCIコンチネンタルチーム

プロシリーズ以下に出場可能。

ナショナルチーム

各国代表チーム。プロシリーズ以下に出場可能。

地域チーム/クラブチーム

地域等において編成されるクラブチーム。コンチネンタルシリーズクラス2のみ出場可能。