自転車ロードレースとは

一言で表現すると、
「自転車版のマラソン」

一般的に自転車競技というと「競輪」を連想するかもしれませんが、自転車ロードレースは一般公道などで100kmをを越えるような長距離を走り、先頭でゴールラインを駆け抜けたものが 勝者となる競技です。

自転車ロードレースは
個人競技でありチーム戦

ルールについては、100名を超える選手たちが一斉にスタートして誰がいちはやくゴールにたどり着くかを競うシンプルな個人競技です。ただ、実際には各チームが自チームの中で一番力のある選手(この選手を「エース」といいます)を勝たせにいくチーム戦になっています。

なぜ、チーム戦になるのかと言うとロードレース競技においては、「空気抵抗」が一番選手を苦しめます。速度が倍になると空気抵抗は2乗、速度が3倍になると3乗という具合に抵抗が増していきます。そのため、エース以外の選手たちが、隊列を組んでエースの前を走って空気抵抗を減らしながら進み、ゴール直前までいかにエースに力を温存させて、走らせるかが勝利のカギになっています。

そして、力を温存してきたエースがゴール前で全力を出してチームの勝利を狙うのです。いつエースが仕掛けて前を走り出すかなど、他チームとの駆け引きがロードレース競技の見どころとなっています。ルール上では個人競技、しかし実態はチーム戦というのがこの競技の大きな特徴といえます。

自転車ロードレースにおける成績の価値基準は「自分のチームから優勝者を出すこともしくはそこに近い順位を獲得すること」1チーム6名で参加し、チームから優勝者が出れば他の5人がその勝者のサポートをする過程で力尽きてリタイヤしても、そのチームの評価は最高ランクのものとなります。

逆に、6名全員がレースを完走しても、チームの最高成績の選手が下位であれば、そのチームの評価は低いものとなってしまいます。

自転車レースの種類

自転車ロードレースには上記のようなレースに加え、公園の通路や市街地の公道を交通規制し、1周1~3キロメートル程度のコースを何周か回って順位を競う「クリテリウム」や、定められたコースのゴールタイムの早さを競う「個人タイムトライアル」、「チームタイムトライアル」などがあります。